症例

患者様からの相談が多い症状 ⑦膝の痛み

患者様からの相談が多い症状 ⑦膝の痛み

・膝の痛み

最近、膝の症状でご相談を受けることが多くなってきています。

具体的に頂いている相談としては、
・長く歩くと膝に違和感が出る
・スポーツをしている最中、終わった後痛む
・テーピングやサポーター、ストレッチやマッサージをしても改善しない
・最近は、じっとしていても膝が痛む
・病院で変形性膝関節症と言われ、手術しか改善方法はないと病院で言われた
・階段を昇り降りするとピキっと痛み、一人では階段が登れなくなってしまった
・ヒアルロン酸注射を打ち続けているが、効果がない
・テレビや雑誌でみたサプリや栄養食品を飲んでいるが、効果がない
・水が溜まるのが癖になっている
などといった内容になっております。

 

変形性膝関節症とは、関節のクッションである軟骨が加齢や筋力低下、運動不足によりすり減ってしまい、膝関節の隙間が狭くなって骨棘が形成されたり変形する状態です。
状態が悪化すると、膝が完全に伸びなくなったり、しゃがみ動作や正座ができなくなります。
過去に半月板や靭帯の損傷を起こすことにより、発生しやすいともいわれています。
膝関節の変形により、左右の足の長さに違いが生まれ、全身的な歪みが発生します。
腰痛を引き起こすことが多く、膝関節からの負担がかかっている腰痛は腰の筋肉をもみほぐす事では大きな改善にはつながりません。

スポーツをやられている方に多い膝の痛みとしては、オスグッド・シュラッター病腸脛靭帯炎(ランナー膝)があります。

オスグッドは、成長期に頻発する膝の皿の下の「脛骨粗面」という場所に痛みが生じます。
成長痛と言われていますが、放置していても良くなる事はあまりありません。
サッカーやバスケットボールなどの繰り返しの動作によって、「大腿四頭筋」の「オーバーユース」により発症されると言われています。

ランナー膝は、ランニングなどのスポーツにより、膝の屈伸運動を繰り返すことで腸脛靭帯という太ももの外側にある靭帯が、大腿骨外果とこすれあうことで炎症を起こし、疼痛が生じます。使いすぎ「オーバ-ユース」が原因といわれています。太ももの外側が痛いといった症状の方は、腸脛靭帯炎の可能性が高いです。

上記記載以外にも、膝関節の疼痛の種類はありますが、膝関節の症状がどのような状態になっているのかを当院では検査させて頂きます。

変形性膝関節症の場合は、膝の疼痛をかばい全身的なゆがみが生じていることが多いです。
足首や、骨盤などの調整を行い膝関節にかかる負担を軽減します。
その後、弱化した筋肉をトレーニングすることで、正常なバランスへ変化していきます。

オスグッドやランナー膝の場合は、初期に安静、アイシング、固定が必要になるケースが多く、その後、負担がかかった筋肉や関節を調整します。ES5000を使った電気治療も有効です。

膝の痛みは、日々重心がかかる箇所のため、放置しても良くならず、徐々に悪化する可能性が高い箇所です。
違和感を感じたら早めにご相談ください!

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