症例

患者様からの相談が多い症状 ⑧坐骨神経痛

患者様からの相談が多い症状 ⑧坐骨神経痛

腰からお尻、足にかけての痛みや痺れでご相談を受けることがありますが、筋肉や関節が原因ではなく神経が関係している症状の可能性があります。

具体的に頂いている相談としては、

・長時間座っていると太もも、ひざ下がしびれてくる

・歩くとお尻が痛い

・お尻の痛みで下に落ちているものが拾えない

・病院では検査をしても原因がわからなかった

・色々なストレッチを試したが効果がない

・痛み止め、シップなどでとりあえずその場をしのいでいる

・趣味だったランニングが何か月もできないでいる

・痛みとしびれで子育てが苦痛だ

・夜、寝返りを打つのが怖い

・もう改善することをあきらめている

などといった内容になっております。

 

・坐骨神経痛の症状

坐骨神経痛とは、おしりから足の後ろ側にかけての痛みや痺れ、違和感といった症状を呈する疾患です。

坐骨神経痛の原因としては、「腰部椎間板ヘルニア」・「脊柱管狭窄症」・「梨状筋症候群」などといったものがあります。

椎間板ヘルニア

背骨の椎間板の中にある髄核というゲル状の組織が、外に飛び出した状態となります。

飛び出した影響により、神経が圧迫され、腰痛、足の痺れ、足の感覚がなくなる、足を動かせない

といった症状が出現します。

 

脊柱管狭窄症

加齢や、仕事で同じ動作を繰り返しなどによって背骨が変形し、脊髄が通る脊柱管という場所が狭くなる状態です。

60~70年代に多く発生するといわれています。

特徴的な症状として、歩き始めると腰や足が辛くなり、少し休むとまた歩けるようになる為、休んだり、歩いたりを繰り返す歩き方「間欠性跛行」を呈する形となります。

 

梨状筋症候群

ほとんどの方で、臀部の深層にある梨状筋という筋肉の裏側に坐骨神経が通っています。

この梨状筋に何らかの影響により筋肉が硬くなってしまうことで、裏側を通る坐骨神経を圧迫し痛みやしびれを伴います。

長時間座っている姿勢が多いなどの方に出やすい症状です。

股関節を内側に捻るような動きをして、お尻や下肢に痺れ症状などが出る場合は、梨状筋症候群の可能性が高いです。

 

〇坐骨神経痛の治療法として

痺れや力が入りにくいといった神経症状に適した、ES5000電気治療器を併用し施術を行います。

坐骨神経がどこで絞扼されているのかを検査させていただき、その症状にあった施術を行います。

左右の足の長さの違いや、背骨の歪みなどを調整します。

その後、筋力トレーニングによって正しい体のバランスへ変化させていきます。

腰から足にかけての痛みや痺れがなかなか改善しない方は、是非早めにご相談ください!

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